「IWASHI」は和紙の可能性に魅せられ、手漉き和紙について独学で学び試行錯誤しながら、和紙を新たな素材として提案していくブランドです。

和紙にする前の原料の状態で、白黒赤青黄の５色に染色します。
そこから和紙に漉いていくことで、予測のつかない色を生み出し、何通りもの色を表現します。

そして、日常使いできるように防水コーティングを何度も施し、強度をつけていきます。

少しボコボコとしたような革のようにも見えながらも、和紙本来の素材感をもった理想の質感にするために、アイテムにする前の素材作りに２週間程かかります。

出来上がった和紙を、バッグやテディベアに仕上げていきます。

理想の和紙を皆様にお届けするために、漉く和紙の厚みを調整したり防水加工の工程を変えてみたり、日々精進しております。


[なぜ和紙なのか..]

幼少期から茶道や着物を通して日本文化に触れ、日本の伝統や技術が無くなっていく姿を間近で見聞きし、漠然と私に何か出来ないかと考えていました。
そして一年程前に、本当にたまたま和紙を作っている場面をネットで見かけ、何の気無しにやってみたところ、和紙の可能性に魅せられてしまいました。

和紙には大きな可能性があると感じ、もっと身近に和紙を取り入れることができないかと考えるようになりました。
染色し鮮やかな和紙で、現代のファッションやインテリアに馴染むようなものを目指し、伝統的な和紙の魅力を残しつつも、現代の人に手に取って頂けるような形やデザインを商品に落とし込み、和紙という素晴らしい日本文化を私なりに少しでも残したいなと思っております。